店長紹介|ユーシャイン美容室 森口智光
はじめまして。
ユーシャイン美容室の森口智光です。
1991年、羽曳野市生まれ、河内長野市育ち。
楠小学校、千代田中学校、長野北高校と、ずっと地元で育ちました。高校卒業後は大阪経済法科大学へ進学し、その後グラムール美容専門学校通信課程で美容師免許を取得しました。
私は昔から人見知りでした。
だからこそ今、「気を遣わずに過ごせる美容室」を一番大切にしています。
どうしてそんな美容師になったのか、少しだけ私の話をさせてください。
家族で働くことが、私の憧れでした
父も母も美容師で、自宅が美容室という環境で育ちました。
学校から帰ると、いつも両親がいる。仕事の合間には父とキャッチボールをする。そんな毎日が当たり前でした。
勤めに出ているご家庭ではなかなかできない、とても恵まれた時間だったと思います。
だから私は、小さい頃から「家族で仕事をしながら暮らす」という生き方に自然と憧れるようになりました。
人見知りだった子ども時代
子どもの頃の私はかなり人見知りでした。
友達に遊びに誘われても断って図書館へ行ったり、兄弟と遊んだりすることが多かったそうです。
そんな私を心配した両親に勧められ、小学生から軟式野球チーム「ジュニア千代田」に入りました。
野球が大好きだったわけではありません。でも嫌でもありませんでした。
人間関係を作るのは苦手だけど、親がきっかけを作ってくれるならやってみようかな。そんな気持ちだったと思います。
中学でもそのまま野球を続けました。みんなが中学でも続けるというので、辞めるとは言い出せず、めちゃくちゃ続けたいわけでもなかったけれど、そのまま続けることにしました。自分の意見はあるけれど、人前で主張することは苦手な子どもでした。
一度、美容師以外の道も探しました
高校卒業後、すぐに美容師の道へ進むことはしませんでした。
両親が美容師だから、自分も美容師になる。それだけで人生を決めてしまっていいのだろうか。そんな気持ちがあったからです。
そこで大阪経済法科大学へ進学しました。美容師以外の道が見つかるかもしれないと思ったのです。
とはいえ、もし何も見つからなかった時のために通信制の美容学校にも入学していました。なかなかちゃっかりしています(笑)。
大学で学んだ内容は正直ほとんど覚えていません。でも大学へ行った意味は間違いなくありました。
今でも付き合いのある友人たちと出会えたこと。そして、ずっと憧れていたバンド活動ができたことです。
高校時代も軽音楽部に入りたかったのですが、人見知りすぎて一人で部室のドアを開けることができませんでした。大学でようやく勇気を出して音楽研究会の部室のドアを開けることができました。当時の私にとっては、それだけでも大きな挑戦でした。
「美容師に向いていない」と思っていました
大学卒業後は大阪市内の美容室へ就職しました。
オーナーはとても優しい方で、スタッフ同士の仲も良く、部活動の延長のような楽しい職場でした。営業後は終電近くまでレッスンをしたり、同期や先輩と飲みに行ったり。技術だけでなく、人との関わり方もたくさん学ばせていただきました。
でも、正直に言うと当時は美容師に向いていないと思っていました。
ヘアスタイルの良し悪しがよく分からない。自分の髪型ですら「変わってるな」と言われる。技術にも自信がない。お客様との会話も苦手。周りには話が上手なスタッフばかり。自分だけ取り残されているような気持ちになることもありました。
そんな頃、久しぶりに大学時代の友人に会った時に言われた一言があります。
「なんか雰囲気変わったな。」
自分では全く気付いていませんでした。でも毎日お客様と接する中で、少しずつ変わっていたようです。
美容師という仕事は、お客様を綺麗にする仕事であると同時に、自分自身も成長させてもらえる仕事でした。
そして何より、お客様に喜んでいただけることが本当に嬉しかった。
髪型を通じて誰かの気持ちが少し明るくなる。
そのことが、美容師を続ける原動力になりました。
ユーシャインへ戻ることを決めました
28歳の時、勤めていた会社が別の会社へ譲渡されました。そこで技術だけではなく、目標設定や考え方、チームでの働き方なども学ばせていただきました。
そして29歳でユーシャインへ戻ることを決めました。
独立して成功できるほど自分に自信があったわけではありません。
両親が作ってきた場所を守りながら、自分も家庭を持ち、安定した生活を築いていきたいと思っていました。独立する自信はありませんでしたが、このままではせいちょうできない。転職して、もっと違う刺激を受けながら成長しなければと思いながらも、なかなか辞める決断ができずにいました。そんな中、運良く会社が変わるタイミングがあり、その時に辞めると伝えることができました。
少し情けない話かもしれませんが、それも本音です。
ユーシャインで気付いたこと
ユーシャインへ戻って最初に感じたのは安心感でした。
スタッフは父と母。もちろん腹が立つこともあります。怒られることもあります。でも家族だからこその安心感があります。
そして、お客様の優しさにも驚きました。
長年両親が作ってきたお店の雰囲気に共感してくださる方々が来てくださっている。
小さなお店には、そのお店に合う人が自然と集まる。
そんなことを感じました。
人とのご縁に恵まれてきました
今でも年に一度集まる野球チームの仲間がいます。
大学時代の友人たちとも付き合いがあります。
遠方から髪を切りに来てくれる友人もいます。
振り返ると、私の人生は「自分一人で切り開いてきた人生」ではありません。
両親、野球の仲間、大学の友人、美容師として出会った先輩方、そして妻。
たくさんの人とのご縁に恵まれて今があります。
私は人見知りですし、人付き合いが得意なタイプではありません。
でも無理をして作った関係よりも、自然体でいられる関係の方が長く続いてきました。
お客様との関係も同じだと思っています。
ユーシャインが大切にしていること
ユーシャインでは創業当時から「美髪は健康な頭皮から」という考え方を大切にしています。
これは父が尊敬する美容師さんから受け継いだ考え方です。
父はよく、「頭皮は畑、髪は作物」と言います。
良い野菜が良い土から育つように、良い髪も健康な頭皮から育つ。
流行を追いかけることももちろん大切です。
でも、それ以上に髪や頭皮を大切にすること。
それが10年後、20年後もヘアスタイルを楽しむために一番大切だと考えています。
大阪で勤めていた頃から愛用していたバーデンスも、その考えに共感し導入しました。
自分が本当に良いと思ったものだけを、お客様にも使っていただきたいと思っています。
私が届けたいもの
私は美容室を少し特別な場所だと思っています。
髪を切るためだけの場所ではなく、日常から少し離れてリラックスできる場所です。
髪を触られていると眠たくなる方も多いですよね。
お客様全員が安心して眠ってしまうくらいリラックスしていただけたら、それが一番嬉しいです。
若い頃は「美容師だから会話を盛り上げなければいけない」と思っていました。
でも今はそうは思っていません。
無理に話さなくてもいい。
静かに過ごしたい日があってもいい。
話したい日はたくさん話していただけたらいい。
自然体で過ごせることが一番大切だと思っています。
髪型には、人の気持ちを変える力があります。
私自身、小学生の頃は髪を切った後、友達に何と言われるのかドキドキしていました。
社会人になって初めてセレクトショップで店員さんに服を選んでもらった時、自分では選ばない服装が周りから好評で驚いたことがあります。
「見た目」が変わることで、自分の気持ちまで変わる。
その経験をしたからこそ、美容師という仕事の価値を実感しました。
美容師は髪を切る仕事ですが、本当に届けたいのは、その先にある気持ちの変化です。
少し若く見えること。
少し元気になれること。
少し自信が持てること。
少し出かけたくなること。
そして、「また来たいな」と思える時間を過ごしていただくこと。
全ての方に好かれる美容師にはなれないかもしれません。
でも、ご縁があって出会えたお客様には、長く安心して通っていただける美容師でありたいと思っています。
小さい頃、学校から帰ると両親がいて、仕事の合間に父とキャッチボールをしていました。
あの頃に憧れていた「家族で働く毎日」が、今は私の日常になっています。
これからは私も、お客様にとって「また帰ってきたくなる場所」を家族と一緒につくっていきたいと思っています。
ご縁があってお会いできた皆様と、これからも長くお付き合いできる美容師でありたいと思っています。
どうぞよろしくお願いいたします。
ユーシャイン美容室
森口 智光
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